総長、私のリボンほどいて。🎀
昨日までは隣のベランダに私はいて、
仕切り板の穴から月沢くんを見てた。
だけど今、同じベランダに、
月沢くんの隣に私はいる。
でも、家に帰ったらもう、
“2度と会えないかもしれない”
私は急に不安に陥り、曇った夜空を見上げた。
「もし、会えなかったら?」
「…星野?」
私の我儘だって分かってる。
だけど――――。
私は涙を堪えながら月沢くんをじっと見つめる。
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