(続編)俺について来い〜俺様御曹司は生涯の愛を誓う
「ごめんなさい、ちょっと疲れちゃって、休ませてください」

そう言って静香はベッドに横になった。

「また、明日来るから」

俺は前向きに考えていた。

でも、この時の静香は、俺が自分に一目惚れしたことも、
二十四から一筋に愛してくれた事も信じられずにいた。

それから俺が静香の病室へ行くと、疲れているからと話が出来ない日々が続いた。

そう言えば、仲良くなるまで時間かかったっけ。

いきなり、夫婦ですって言われたって、無理だよな。

俺と静香の関係はすっかりスタートラインに戻った。
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