OL 万千湖さんのささやかなる野望
「あ、でも、おごっていただくうえに、迎えにまで来てもらうとか。
申し訳ないですね。
私がお迎えにあがりましょうか」
「いいわよ。
私の都合で誘ったんだから。
っていうか、あんた、車持ってんの?」
いつも徒歩じゃない? と訊かれる。
そういや、車なかったな、と思った万千湖は、
「じゃあ、土曜までに買ってきますよ」
と言った。
「なにを?」
「車を」
「……なに大根買うみたいに買おうとしてんのよ」
「たまに六万とかで売ってますよね?」
「そういうのは、すぐに車検が切れたりするのよっ。
いいから、家でいい子にして待ってなさいっ」
万千湖の連絡先を訊いて、瑠美は去っていった。
申し訳ないですね。
私がお迎えにあがりましょうか」
「いいわよ。
私の都合で誘ったんだから。
っていうか、あんた、車持ってんの?」
いつも徒歩じゃない? と訊かれる。
そういや、車なかったな、と思った万千湖は、
「じゃあ、土曜までに買ってきますよ」
と言った。
「なにを?」
「車を」
「……なに大根買うみたいに買おうとしてんのよ」
「たまに六万とかで売ってますよね?」
「そういうのは、すぐに車検が切れたりするのよっ。
いいから、家でいい子にして待ってなさいっ」
万千湖の連絡先を訊いて、瑠美は去っていった。