好き 2

なんかモヤモヤ

これから遥輝と新しいカフェに行く！
わーい♪楽しみだな〜。それに、デートみたいで・・・ドキドキする。

「深雪。乗って乗って。」

バイクに乗った遥輝は手招きしてくるけど・・・

「私が乗れないの分かってて言ってるよね。」
「もちろん。」
「むう・・・。」
「そんなふくれ顔しても可愛いだけだからね。」
「か、かわい、い!？」

不意打ち禁止！！
急に褒めてくるとか・・・心臓に悪い///。

「ほら。」

グイっと引っ張られてバイクに乗る。
なんか悔しい。

「いつか絶対1人で乗れるようになるから。」
「あはは。頑張ってね☆」

余裕そうな顔。
私はこんなにもドキドキしてるのに、私だけ追いつけてないみたいで。
もしかして、元カノさんとか居てその時にもう慣れちゃったとか？
私ばっか初めてで、元カノさんとこんな風に過ごしてたとか考えると・・・なんだか、ちょっとモヤモヤするな。