手紙─気持ち─
─出逢い─
やっと春がきた。
桜の綺麗な季節がきた。

私の名前は佐藤優香。
中学3年。
恋愛なんて大嫌いだった。
だって、辛いだけだから…
付き合ったってすぐに別れて…。
その繰り返しだから。
もう絶対にしないって、そう思ってた─

「優香~♪おはよ!」
そう言ってきた子の名前は、荒木遥香。
私の心友☆
私とは正反対に彼氏もいる。
逆に恋愛大好きっ子だ。
「おはよ♪達也クンとはどうなの!?」
「順調、順調♪毎日メールと電話してるぅ♪」
「いいなぁ、遥香は。幸せな恋ができてさぁ…」
遥香が羨ましい…
大好きな人がいて。
「うん!でも優香も、もう恋してもいいんぢゃない??」
「無理、無理!どうせ、また同じパターンだよっ」
「そんなことないと思うんだけどなぁ~ 」
もう恋なんてしないって思ったのに…
思ってたのに─
運命は本当にあるんだなって…
君に出逢えたことで分かった─
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