リスタート
・最悪な人生
「あの!あなたは一体何者なんですか⁉︎」

そう聞くと、目の前の彼はニコッと笑いながら──

『僕は、人生サポート委員会のニコラと申します』

─────────────
────────
─────

数分前。

「はぁ〜」

わたしは何度目かのため息をついた。
起き上がり時計を見ると、時刻はすでにam 10:00を過ぎていた。

(学生ならとっくに遅刻だけど、わたしは……)

本当なら、わたしも今頃楽しく学校生活を送っていたはずなのに……。
そう思うと、また虚しさでいっぱいになる。

部屋を出て遅めの朝ごはんを食べていると、テレビから占いコーナーが聞こえてきた。

『それでは、今日の運勢をみていきましょう。
1位はみずがめ座のあなた
今日はすべてが上手くいく日になるでしょう。
新しいことにチャレンジしてみると──』

アナウンサーが言い終わる前に、わたしはテレビを消した。
< 1 / 25 >

この作品をシェア

pagetop