リスタート
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バイトから帰ってきたわたしは､さっそくペンを取り出しノートに新たな作品を書き始めた｡

ストーリーは､あることがきっかけで人生に絶望している主人公が､ある人物との出会いによって再び前を向いていくちょっと不思議な物語｡

ある人物のモデルは“ニコラ”｡

最初は､いきなり現れて驚いた｡
真面目な人かと思ったら､意外と子どもっぽかったり｡

そんなニコラのことが､わたしはいつのまにか好きになっていた｡

もうニコラとは出会えないけれど､想いを伝えることはできなかったけれど､ニコラに出会えてよかった｡

ニコラのことを“好き”になれてよかった｡

“あの日”の出会いを､きっとわたしは忘れない──……｡

Fin
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