クラスメィト~体育倉庫に閉じ込められてから気になる同級生~
「きゃぁぁぁぁっ!!なっ何すん……」
驚きのあまり、ドシンと前方へつんのめてしまう。
何なのコイツ。
「……ぶはっ!中村の反応マジ面白れぇ!!」
……な。
酷い、完全にからかわれてる。
「パンツ丸見えだし」
そう、前方に倒れ込んだ私のスカートはめくれ上がっていたのだ。
あわてて私は体勢を整えた。
「変態!最低!みないでよ!!」
怒っている私とは対象に吉田はケラケラと笑っている。
「中村マジおもしれ~!!」
まったくもって、吉田にペースを持っていかれている。
「大丈夫、大丈夫!おそったりしないから!!」
「信用ならない!!」
そう言って、私は右手にをあげる。
「ははは。もうやらねーよ」
「馬鹿馬鹿!!」
「中村って純粋~」
「うるさいわ!」
「もしかして、男と付き合ったり、キスもした事ないとか?」
「……っ」
そうだけど、そうだけど。くやしくて、ハイそうですなんて言えるわけないでしょ。