Cinderella ~これが私のシンデレラストーリー~
次の日の盆踊りは集合が夕方だったので
昼間私は家でゆっくりしていた

するとたつき君から電話がきた

「もしもし」と出ると寝起きの声で

「頭いたーい。俺昨日あやに送ってもらったやんな?」

「うん」

「俺なんかした?」

「は?覚えてないん?」

「ぜーんぜん記憶にごじゃいましぇん」

「たつき君にレイプされた」

「(笑)マジで!?(笑)
それで怒ってんけ?」

「笑い事じゃない!!!怖かったし
痛かったし!!中に出されたしどーするん」

「あーちゃんそんなに怒らんとって~
俺は愛のないセックスはせーへんねん
知ってるやろ?」

「あれに愛はない」

「覚えてないけど俺はちゃんと愛してんで」

不意にこんな事をサラッと言ってくれる所が
本当に心臓に悪くて
ドキドキが止まらなくなる
なんであんな事されてもこんなに好きなんだろう

「じゃあちゃんと付き合ってよ」

私も大胆なことを言ってしまった

「お前も悪いの~~
男いてるやんけ。俺はそーゆーのはせーへんのっ」

またはぐらかされて 「またあとでな。ちゃんと来いよ」と切られてしまった
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