クビになった聖女ですが、嫁ぎ先で真の力が目覚めたので第二の人生は幸せです なぜか辺境竜騎士様の溺愛が止まらないのですが!
「急に、何をおっしゃっているのですか?」
「いや、俺の顔にはこのような醜い呪いの模様がある」
「恐らく、レーニス様は優しい方であると思っております。ですからデーセオ様の外見ではなく、秘めたる内面にきっと気付かれると思いますよ」
この部下はときどき核心を突いてくるので、デーセオとしては優秀すぎて嫌になることがある。だが、今はその言葉がどことなく彼の心を温かくさせていた。
「ですから。デーセオ様はレーニス様をお迎えするために、さっさと領地にお戻りください」
「レーニス殿を連れて帰らないのか?」
「今すぐ連れて戻ってどうするのです? レーニス様のお部屋等の準備をされていないでしょう。フォッセ家との交渉は私の方で行いますから、どうかデーセオ様はさっさとお戻りになってくださいませ。ああ、そうそう。あなた様の執事には私の方で手紙を書きますので、そちらを持ってお帰りください。レーニス様のお部屋から、レーニス様との結婚式、お披露目など、準備することはたくさんありますからね」
「いや、俺の顔にはこのような醜い呪いの模様がある」
「恐らく、レーニス様は優しい方であると思っております。ですからデーセオ様の外見ではなく、秘めたる内面にきっと気付かれると思いますよ」
この部下はときどき核心を突いてくるので、デーセオとしては優秀すぎて嫌になることがある。だが、今はその言葉がどことなく彼の心を温かくさせていた。
「ですから。デーセオ様はレーニス様をお迎えするために、さっさと領地にお戻りください」
「レーニス殿を連れて帰らないのか?」
「今すぐ連れて戻ってどうするのです? レーニス様のお部屋等の準備をされていないでしょう。フォッセ家との交渉は私の方で行いますから、どうかデーセオ様はさっさとお戻りになってくださいませ。ああ、そうそう。あなた様の執事には私の方で手紙を書きますので、そちらを持ってお帰りください。レーニス様のお部屋から、レーニス様との結婚式、お披露目など、準備することはたくさんありますからね」