地蔵くん、笑って、歌って、恋して!

私達と君は

陽葵side


ギィィィィィィィ



しおり「お、先食べてるよー」


遥輝「おつかれ」


丈翔「見て見て!陽葵がコーラ奢ってくれた」


しおり「えー何で丈翔に奢らせれば良かったのに」



陽葵「私もちゃんと奢ってもらったよ、ほら」



さっき買ってもらったカフェオレを見せると
しおりと遥輝がぷはっと吹き出した




陽葵「何で笑ってるの!!」


しおり「あははっ笑
だって、絶対遥輝とカフェオレだよねって
言ってたら本当にカフェオレだったし」


遥輝「しかもめちゃくちゃ嬉しそうに見せるからさ」



しおり「ね?千景」



何も反応がない千景を4人で覗き込む



誰も喋らなくなったのに気付いたのか
顔をあげた千景



丈翔「は?」

しおり「え?」

遥輝「え?」

陽葵「笑ってる...?」



千景『え?』




皆固まって沈黙が続く



< 55 / 248 >

この作品をシェア

pagetop