.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋
 さすがFujii Resortの息子。見るからに高級そうな車内装備。右ハンドルだけど外車のスポーツカー?

 ヘッドレストには、王冠のエンブレムがついていて、ワインレッドのエレガントなレザーシートが高級車と物語っている。座り心地も最高だが、普通女子の自分には敷居が高いと感じた。

「また借りて来た猫みたい」

 あなたに笑って指摘され、バッグを胸に抱えたままと気づく。

「だって凄い高級感」

「異国の地で、独り寂しーく頑張ってきたご褒美。車好きなんだ。……言っとくけど自費だから。1円すら出してもらってない」

 なんだか不貞腐れた顔が、可愛くて笑ってしまう。

「凄い! しっかり者なのね。私なんて軽でも父に頼ったのに」

「暗号通貨のおかげ。さ、行こう」

「うん」

 私たちは、同時にシートベルトをして、満面の笑みで出発した。

 お店を出た数分後、純さんと通った道に出ると、燻っていた感情が嫌でも浮上し気持ちが塞ぎ始めた。

 それでも藤井君の笑顔が、世界を色鮮やかに変化してくれると感じられた。あなたといれば、まるで魔法みたいに幸せな気分になる。
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