クールなご主人様は溺愛中
「うん。いい感じ」


実家にいた頃より、顔色がいいように見えるのは、私の気分が晴れてるからかな。


言われた場所に行くと、若い運転手さんっぽい人とあの人がいた。


「あれ、なんで......」


つぶやくように言うと、少し睨まれる。


「いちゃ、悪いかよ」


「いっいえ、全然」


高校生で、あの内容を学んでたの?


「いくつ、ですか......?」


同じ制服に高校生であることは、確信している。


「今年で17。お前と一緒だよ」


同じ歳......。


尊敬と、親近感が入り乱れる。


「そろそろ行かなければ、遅刻しますよ」


そう言われ、急いで車に乗り込む。


車から外の景色を眺めてみる。


私たちの間に会話はない。


もっと、話せるようになれたらいいのにな......。
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