クールなご主人様は溺愛中
時間が早いみたいで、周りに人はいない。


「......ほら、あとは自分で頑張れ」


冷たく、突き放すように言われたけどそんなに気にならなかった。


「ありがとうございます」


お辞儀をすると、彼はくるっと後ろを向いて歩いていった。


職員室に入ると、数人の先生たちがいた。


「あ、あなた、澄野里奈さんね?」


自分の名前を言う前に、そう聞かれた。


「は、はい」


「じゃあ、色々説明するからこっち来てね」


担任っぽい美人な先生に連れられて、小さな会議室にやってきた。


「じゃあ、私はあなたのクラスの担任の......」


いくつかの説明を受けるともうそろそろ予鈴の時間。


「じゃあ、行きましょうか」


緊張しながら教室まで案内される。


そして、この学校、広い......。
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