クールなご主人様は溺愛中
それから、1週間がたった。
今日は、悠くんとの約束の日。
昨日、一緒に水族館へ行こうと誘われて、2人で行くことにした。
「里奈ちゃん」
約束の駅に着けば悠くんが待っていて、ニコニコとこっちを見ている。
私、約束の10分前に来たのに......。
「おはよう」
「おはよう」
軽く挨拶を交わせば、2人で穏やかに笑う。
「ねえ、手、繋いでもいい?」
「......ごめん」
「そっか。じゃあ、俺も後ろ見るようにするけどもしはぐれそうになったら言ってね」
「うん」
断られて気を悪くしてもおかしくないのに私の気遣いをしてくれる。
そんな彼に、私ははっきり自分の気持ちを言わなくちゃいけない。
「里奈ちゃん、そんなに気負わなくていいんだよ」
今日は、悠くんとの約束の日。
昨日、一緒に水族館へ行こうと誘われて、2人で行くことにした。
「里奈ちゃん」
約束の駅に着けば悠くんが待っていて、ニコニコとこっちを見ている。
私、約束の10分前に来たのに......。
「おはよう」
「おはよう」
軽く挨拶を交わせば、2人で穏やかに笑う。
「ねえ、手、繋いでもいい?」
「......ごめん」
「そっか。じゃあ、俺も後ろ見るようにするけどもしはぐれそうになったら言ってね」
「うん」
断られて気を悪くしてもおかしくないのに私の気遣いをしてくれる。
そんな彼に、私ははっきり自分の気持ちを言わなくちゃいけない。
「里奈ちゃん、そんなに気負わなくていいんだよ」