クールなご主人様は溺愛中
この会話、一生終わらない......。


「そっか......。そろそろ、寝よう?明日も学校だし」


そう言うと、冬夜くんは一瞬不安げでどこか驚いたような顔をした。


「......ああ」


そして、寂しそうに返事をした。


......なんでだろう。


お皿を貰って部屋を出ようと、ドアを開けてわかった。


「冬夜くん、私、怒ってないよ?もうそろそろ寝た方がいいかなって思っただけだから」


冬夜くんのポカンとした顔に焦る。


もしかして、全然そんなこと気にしてなかったんじゃ......。


「良かった」


ううん、あってたみたい。


安心したようにつぶやくと、顔を緩ませていた。


「じゃあ、おやすみ」


「ああ。おやすみ」


時計は1時を指している。


昨日と同じ時間に苦笑しながら眠りについた。
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