生きる理由をキミに沈めて、笑顔で私を忘れてください
高校は、素敵な青春を送りたかった。
…ナナみたいな、毎日友達に囲まらて、
楽しそうな日常が送りたかった。
ある程度成績はよかった私は、
市内の高校なら
どこへでもいけるくらいの偏差値はあった。
「…ナナ?」
勇気を持って、リビングでナナに話しかけた。
「どうしたの?」
この時は、
まだナナは私に対して優しかった。
「…私ね、
ナナと同じ高校に行きたいと思ってるんだ」
少し目を見開いた後、彼女は笑顔で
「え?私と?…いいけど、
楽して高校入るのが優先だから…頭悪いよ?」
「うん、いいの。どこ?」
「桜南高校っていうところだけど、」
「わかった。ありがとう」