生きる理由をキミに沈めて、笑顔で私を忘れてください
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クリスマスの日。
学校の面談で願書をもらって、
私は手を震わせながら願書を書いていた。
ガラガラガラガラ
と、教室の開く音が聞こえたけど
その時の私はそこまで
その人物たちに注意を置いていなかった。
ゆっくりと近づいてきた人影は、
私の横で止まった。
「…は?お前桜南来んの?」
私の願書を見たであろう
クラスメイトの女子。
「はー?ふざけんなし」
「ガリ勉インキャはもっといい学校通えよ」
私の書く願書を見てそう言った彼女たちは、
私の手元から願書を取り上げて
ピリッと真っ二つに破り捨てた。