椅子こん!

番外編  「椅子さんとの甘い一日」*R18








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とうとう限界らしい。
「ガタッ!」
そう言うと椅子さんが私を押し倒した。



椅子さんは椅子。
そして、私の恋人。



押し倒されたままの体勢で私は言った。
「ねえ、キスして」
「ガタッ……」
椅子さんは顔を真っ赤にして動揺しながらも、ざらついた木の肌を頬に微かに触れさせる。「んっ……」
椅子さんの触手が、口に振れた。椅子さんは、椅子だけど、意思を持っている。「ん……ちゅっ……はぁ……」
椅子さんと口づけを交わす。
ああ、幸せだなあ……。
椅子さんの木も、僅かに熱を帯びている気がする。
私の体温なのか、それとも、椅子さん自身の温度なのかは分からないけれど。
「あっ……」
ふいに、椅子さんの手が私の胸に触れた。椅子さんは、椅子、だというのに。
椅子さんの体液には催淫作用があるのだろうか。
だんだんと興奮が増して来た。



「あっ……やっ……ダメぇ……」


 これじゃ私が椅子さんに犯されているみたいじゃないか。
でも、椅子さんは止まらない。
いつの間にかスカートの中にまで入り込んでいる。

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