好きって言ったら困りますか?

説得

学校が終わり亜佳梨が家にやって来た。






「お疲れ」


「高橋先生心配してたよ?」


「昨日告白しちゃった」


「え!!!!!マジ?」


「うん。なんか勢いで言ってしまった」


「恋愛になるとシャイになる香理奈が?頑張ったね!」


「返事は聞きたくなかったからもし私のことを好きになったら返事下さいって言った。」


「高橋先生気になってると思うよ?高橋先生担任より心配してたし」


「ボールペンまた買ってきてくれた」


「え!頑張ればいけるよ!!!」


「はぁ。そんなことより明日学校行きたくない」


「香理奈さ、そんなに弱かったけ?」


「え?」


「香理奈はさ強いじゃん。亜佳梨の憧れは香理奈だよ?明るくて、可愛くて、誰とでも仲良くできて、ちゃんと恋もして、人をちゃんと守れる人だよ?」


「、、」


「あんなやつらに負けていいの?亜佳梨はやだ。中学の時守ってくれたように今度は亜佳梨が香理奈の守る。だから明日学校行こう?亜佳梨が朝迎えに来てあげるから。」


「亜佳梨ありがとう。大好き」


「亜佳梨も大好きだよ!!」
















亜佳梨のおかげで元気が出た。

















なに言われようが負けない。
















私は私。誰に何を言われようが先生が好き。
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