好きって言ったら困りますか?

嘘とプレゼント

テストが終わり帰ろうとすると後ろから私を呼ぶ声がした。



「香理奈」






振り向くとそこには
















高橋先生だった。
















「再テストどうだった?できた?」


「あ、はい!できました!!先生のおかげです。ありがとうございました!」


「よかった。できたか不安だったしずっと気になってて」


「気にしてくれてありがとうございます!じゃさようなら!」


「あ、ちょっと待ってて」








すると先生は職員室に何かを取りに行った。
















「はい、これ」


「なんですかこれ」


「この間勝手に指名してノート一緒に運んでくれたからお礼に」


「え!!!ありがとうございます!!!あ!私からのお礼です。アメ一個しかなくてショボいですけど、、」


「嬉しい。ありがとう。気を付けて帰ってね」


「はい!!!!」
< 7 / 36 >

この作品をシェア

pagetop