だったら俺にしなよ


それは突然だった。

ヒュー!ヒュー!

いきなり強風が吹いたのだ。

思わず動かして居た足を止める。

すると

バリバリ!

?「危ない」

何が落ちる様な凄く大きな音がしたのと同時に誰かの声が聞こえた。

ドサッ!

誰かが私にぶつかって来た。それと同時にすぐ真横で物凄い音がした。


え?

一瞬の出来事で直ぐに理解する事が出来なかった。

そう真横には大きなブロックの固まりが落ちていたのだ。

「美咲〜!大丈夫?!なんか凄い音したけど・・・・・・!」

心配して駆けつけてくれた知里は私の隣にしゃがみ込んでる人を見て驚いてた。

この人が居なかったら私は今頃・・・・

考えただけでも恐ろしい。

私はしゃがみ込んでる人に声を掛けた。
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