だったら俺にしなよ


キンコーンカンコーン

遠くから鳴り響くチャイム。

「あー!美咲!早く行かないと入学早々遅刻になっちゃうよ!!」

そう言いながら私の手を引っ張りながら走り出した知里。

私も釣られる様に走り出した。

走り出す直前に銀髪の彼にペッコとお辞儀をした。


この時彼が何かを言って居た事に気づかなかった。

「あー。生徒手帳」

そこに書かれていたのは

「ふ〜ん。工藤美咲ねぇ〜」

彼はどこか楽しげに呟いた。

さぁ。俺も学校行くか!ついでに"これ"も返してあげたいし。
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