ずっと好き

隼人の気持ち

:隼人:

俺は小さい頃癌と告げられてあの二人には言わずに転校して手術をした。


治ってこれで安心だと思った。



また、再発した。






もう二十歳まで生きられないと言われてしまった。
















俺は決めた。あの二人に嫌われてから何も考えずに死のう。


そう決めた。




だから嫌われる方法を考えてたけど全く思いつかなかった。









でも、そんなある日茜が咲希にひどいこと言ってるのを聞いてしまった。




茜がこういう人だってことは薄々気づいてはいた。




俺が止めても茜はきっと咲希が悪いように言うだろうと思った。




これだって思った。




咲希を突き放せば咲希は俺を嫌いになる。




そして、咲希はきっと泣き崩れて廉と凜に話すに違いない。




廉は咲希の事好きだし、幼馴染としても好きだからきっと俺の所に言いに来る。





これで安心して消えれる。






そう思った。
















「絶交なんて言いすぎたごめんな。」って言ってきた。
















隠すなんてもう無理だと思った。





そして廉には全部話した。










気持ちがすっきりした。
















咲希には内緒にしてと約束した。

















残り少ない時間悔いのないように過ごそうって決めた。
















やっぱお前らが大好きだ。
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