ずっと好き

花火大会

三年生になり学生生活最後の夏休みがやって来た。



去年はやらなかったけど今年は夏休み最終日に花火大会があるので四人で行く約束をした。



その間は、凜は旅行に行く中私たち三人はずっと暇していた。






お母さんに「たまには息抜きしてきてもいいよ」と言ったられっくんのお母さんとはーくんのお母さんと私のお母さんで旅行に行ったので一人で過ごすか三人で過ごすかの二択だった。
















何もすることはなく楽しみにしていた花火大会がやって来た。







お母さんに浴衣を着つけてもらって、待ち合わせ場所に向かう。


















待ち合わせ場所に行くと浴衣姿をした三人がもう集合していた。





「咲希おそいよ~」

「ごめん!」

「行くか」

「おう!」
















花火が打ちあがる前に屋台巡りをした。
















花火の時間に近づいてきたのでよく見える場所に移動した。
















「もう高校生活も終わるな」

「早いな」

「凜は本当に皆に出会えてよかった!」

「咲希もだよ!!」

「俺転校してきてまた三人に会えたこと嬉しかったし凜とも仲良くなれて良かったよ。一緒に居てくれてありがとうな。忘れない」

「はーくん。一生のお別れみたいな言い方やめてよ(笑)」
















バーン    
















花火が打ちあがった瞬間はーくんは倒れてしまった。
















「はーくん?はーくん!!!!!」


「隼人!!!」


「凛、救急車呼ぶね!!!」
















ピーポー  ピーポー  救急車にはーくんをのせて病院に向かった。
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