ずっと好き
「遅かったわね。何したの。どうしたの!」


泣きまくったぐちゃぐちゃな顔で家に帰ってた。



お母さんに全部話した。




話しながらもやっぱり涙が止まらなかった。








するとお母さんが私に話し始めた。
















「咲希よく聞いて。今辛いのは隼人なんだよ?泣きたい気持ちもわかる。
信じられないのもわかる。泣くななんてお母さんは言わない。
でも、最後くらいいつも通りにしないと隼人は安心できないよ?」



「死んでほしくない。」




「誰もがそう思ってるよ。でもね、もう決まった運命なの。受け入れるしかない。あと一か月の命ならすぐに受け入れないともう会えなくなったらどうするの?」




「なんで隼人は内緒にしてたの」




「それは、大事だから。もし話したら咲希がこんな事になって安心できないって思ったから言わなかったんじゃないかな。
咲希、ちゃんと受け入れよう?」



「わかった。咲希頑張る。」



「泣きたいときはお母さんの前で沢山泣いていいからね?お母さんはいつも咲希の傍にいるから」


「ありがとう」


















その日は朝まで泣いた。

















はーくん。嫌だよ。
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