生きるが分からず終わりを迎えたお話し。
いつだって『何となく』で生きてきた。

私は今、世界で一番幸せな女の時を過ごしている。

だって

たくさんの友達や親戚に囲まれて
綺麗なドレスを身にまとって
『なんとなく』で付き合った彼と
結婚式の主役を飾っているのだから。


普通の家庭を築いていくんだ。
普通でいいんだ。
ううん、

普通 が いいんだ。
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