大切な後輩へ
-第二章-

-再会-

(あー、あそこに観いるよ!!会いたくない)

私は観を久しぶりに
見たのに最初に思った事が
会いたくないだった。

「あそこに観居るじゃん!!」

「あっ。うん。」

私は母に観が居る事を言われた。
そして観を避けるように
私は家に向かった。
その時―――

「璃優ねぇ!!遊べる?」

と近所の小学生に声をかけられた。
私は子供が好きだし、
帰ってもすることがなかったから
断る理由はなかった。

「うん。遊べるよ!!でも、瞳ちゃん。お姉ちゃんお荷物置いてこなきゃいけないから少し待っててね!?」

と私は言って家に荷物を置きに帰った。
そして携帯とカギだけを持ってすぐに遊びに行った。

(観も一緒に遊ぶんや…)

私が瞳(ヒトミ)ちゃんの所に
行った時に観も一緒に遊んでいたので
私はそう思ってしまった。

私と観は会話することなく
瞳ちゃん達と遊んでいた。



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