黒翼(ブラックウィング)


悠は倉庫を出た後、学校に戻ること無くただブラブラと道を歩く。何処へと行き先はない。


悠達黒翼にアジトなどという、“居場所”や“拠点”とする場所は存在しない。


何処の誰かが流した噂や言葉を鵜呑みにし、広まっただけで、チームとして成り立ってないのにそんな場所を作る理由も必要もない。



作ったところで、あったところでそこに留まることもない。



特に行く場所もないが為、ただ歩くのみ。




日が暮れ、空が赤くなり陽の光では照らすことが無くなった街はネオンや街灯が明かりを求めるかのように灯りつつある。



繁華街に足を進めれば華やかな衣装を纏った女が高いヒールを履いて歩き、スーツを纏った男が店の準備をしている。

その裏では、狭い道で如何にも柄の悪い男達が取立ての為なのか、気弱な男を威圧し唾を飛ばしていた。



悠はそれを横目にただ通り過ぎ、ひらけた場所に出る。



そして、誰かも分からない相手に喧嘩を吹っかけられた悠は、応じるように喧嘩をしていく。


その後は傷を作ることなく、家に帰った。


< 41 / 41 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

零度の華 Ⅲ
狼零/著

総文字数/32,097

ミステリー・サスペンス60ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
花は再び生気を見せた 終止符を打つのは、世界か、時代か、それとも人か ーーーーー彼女は帰ってくる 『あたしは、一度死んだ┈┈。生まれ変わったんだ』 『零度の華』第3弾 ラストストーリー *暴力的な表現が含まれます。 *不快になる言葉などが含まれます。 *組織·団体についてはすべてフィクションです。 *犯罪を含みます。 犯罪を促進しているわけではありません。 《作者より》
柳の木の下で貴方が言葉を拾ってくれた
狼零/著

総文字数/26,474

恋愛(キケン・ダーク)39ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
"大丈夫" その言葉をいつも自分に言い聞かせていた。 そうすることで自分を落ち着かせ、現実から目を背けてこれたから。 私にはその言葉しか頼れるものがなかった。 誰も信じられず、ただ恐怖に怯え、自由のない私には唯一の言葉。 でも、本当は、叫んでいた。 「助けて」と………。
息絶えたカナリアの涙声
狼零/著

総文字数/3,683

その他12ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「お前は一体俺に何を伝えたかった?」

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop