夢ひととき
夢朽ちるとき


バタリ


遂に進むことも出来なくなった。真っ白い雪の上に倒れ

る。背中にじわじわと水が染み込んでくるのを感じた。


こんなところで死ぬのだろうか。寂しさに暮れ、寒さに

凍えて朽ちるのだろうか。


自分の人生に一切の救いなど無いように思った。


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