双子ママになったら、エリート心臓外科医の最愛に包まれました
「そうだよ。蒼斗先生は……蒼汰と優斗のパパなの」

蒼汰の目をまっすぐに見つめて私はそう伝えた。

私の返答を聞くと、蒼汰の視線が隣に座る蒼斗さんへと流れた。

「パパ……なの?」

目を見開きながらそう尋ねる蒼汰の目をまっすぐに見つめながら、蒼斗さんがコクリとうなずいた。

その途端、蒼汰の顔がパッと明るくなり、嬉しそうな顔を浮かべて蒼斗さんに抱きついた。

蒼汰の行動に両親が一瞬驚いたような表情を浮かべ、ふたりを見つめている。なにより私自身も驚きを隠せない。

「ずっと黙っていてごめんな」

蒼斗さんが優しく蒼汰の頭を撫でた。

「いいよ。これからはずっといっしょにいられる?」

「ああ。ずっと一緒だ」

「たかいたかい、いっぱいしてくれる?」

「ああ。いっぱいするよ。それにたくさんいろんなところにも出かけよう」

「わぁーい!」

蒼汰はニコッと笑うと、なにかを思い出したかのように蒼斗さんの膝から立ち上がった。

「優斗にもおしえてくるー!」

どうやら離れにいる優斗にも、蒼斗さんがパパだということを伝えなければと思ったらしい。
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