絶体絶命の転生ライフ、カタブツ騎士団長の溺愛にたじたじです ~追放された子猫は愛妻にジョブチェンジ!?~
 ちなみに、幸か不幸かわたしはこの日の変化を切欠にコツを掴み、昼夜関係なく変身する術を体得した。
 そうして王様からゲットした戸籍でレリウスさまの奥様になって、昼は人型で、夜はネコになって悠々自適にのんびりゆったり、幸せに暮らすのでした――ん?
「ぅおおおっ! ルーナ、俺が悪かった! ちゃんと程度を弁えると約束する。だから頼む! 毎日とは言わん、たまにでいいから夜も人型になってくれ!」
 ……ありゃりゃ。
 しょうがない、たまには夜も人型になってあげますか。

 ぽぽんっ!

「ルーナ――!!」
「きゃんっ」
 レリウスさまにきつく抱きしめられて、わたしの熱く長い夜が始まったのだった。


END
< 252 / 252 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:102

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

表紙を見る
拝啓、親愛なるお姉様。裏切られた私は王妃になって溺愛されています
  • 書籍化作品
[原題]子ネコを拾ったら守護精霊持ちの廃太子公爵の溺愛花嫁になりました~能力開花で夫婦は玉座に返り咲く~

総文字数/124,814

ファンタジー307ページ

表紙を見る
表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop