LOVEBAD~ヤクザの息子の副社長と最低最悪の身籠り婚~
香苗女史
日曜日。


朝から三咲とリビングのソファーに座り、のんびりと過ごす。


もうすぐ三咲の誕生日なので、
そのプレゼントを午後から二人で買いに行く予定。



「でも、そういうのって、普通は文乃が俺に内緒で選んでくれるものじゃないの?」


続けて、まあ、いいんだけどね、と三咲は言うけど。


いいなら、言わないで欲しいと思う。


結婚してから初めての三咲の誕生日なので、
プレゼント選びに気合いを入れて前々から色々リサーチしていたけど。

考えれば考える程、三咲が一体何が欲しくて、何を貰ったら喜んでくれるのか分からなくて。


結局、今度の日曜日の休みに二人で選びに行こう、と私から提案した。


「三咲に誕生日プレゼントくれる予定の人って、何人くらい?
みんなどんなものくれるの?」


その辺り、知っておきたい。


誰がくれるというよりも、
みんないくらくらいの物をあげるのか。


実は私、ずっと一人暮らしで大変だった事もあり、全く貯金をして来なかったから、前まであまりお金がなかった。


でも、三咲と結婚してからは、私のお給料の全部好きにしていいと三咲に言われているので、
少しは、蓄えが出来た。


プレゼントは金額じゃなく気持ちかもしれないけど。


やはり、誰よりも一番良い物を、三咲にプレゼントしたいと、思っている!


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