裸足のシンデレラは御曹司を待っている
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「ママ、ねえ、ママってば、起きてよ」

「うーん。……シンちゃん、おはよ」

寝ぼけ眼を擦りながら身を起こした。
腰が重ダルい。
腰に手を当て、「ふわぁ~」っと大きなあくびをする。

昨日、愛を交わしてから、シャワーを浴びて、真哉の寝ている部屋に入った。ツインベッドの作りの部屋、私は真哉と二人で一つのベッド。直哉はその隣のベッド、3人で同じ部屋に寝たんだ。

「おはよう。遥香、良く寝れた? 体、大丈夫?」

横のベッドから直哉の声がする。
ひゃー、もう起きていたんだ。大あくび見られちゃった。恥ずかしい。

「体、大丈夫です」
って、今何時だろ?

「いっけない!朝食の連絡ホテルにしなくちゃ!」

「3人で食べよう。今からでも変更できる?」

「それならキャンセルして、ハンバーガー食べに行きませんか?」

直哉のOKをもらい、ホテルにキャンセルの連絡を入れる。ついでに真哉の通う保育所にも連絡を入れ、数日間お休みすると伝えた。

「しんちゃん、今日はね。パパとお買い物に行くんだよ」

「やったぁ」

大丈夫とは言ったものの、久しぶりの出来事に体バキバキだ。
なんか、挟まっているような感じがするし、違和感が拭えない。

「お風呂入って来ていいかな?」

「シンちゃんと遊んでいるから入っておいで」

子供を安心して任せて、朝から一人でお風呂に入れるなんて天国だ。

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