夢みる少女は、寂しがり詐欺師に騙されない。

「あ、お菓子は?
2日食べなかったら
なんか食べたくなった」



「あ、ごめん
弟が来て食べちゃった
今度とっておくね」



ホントは開けないで

引き出しにしまってある



「他になんかいるのある?」



「ん?特にないかな…」



「その雑誌あればとりあえず満たされるか…」



とりあえず



ウサギは

またしばらく来ない気がした



「あ!明日発売の雑誌もあったかも!」



「は?オマエずーずーしーな…」



「うん…無理にはいいから…」



「なんてヤツ?あったら買って来る」



「え!いいの?」



「だってコレ1冊じゃ満たされないんだろ
オマエ、エロいな
…
コレとか、コレとか…
半分ハダカだし…
…
オレ無理
こんなポーズできない」



ウサギが雑誌をめくりながら言った



「女の人は
こーゆーの見てドキドキすんの?」



雑誌から顔を上げたウサギと目が合って

ドキドキした



おかしい

カラダが…



声が出ない



「オマエ、顔赤いし!
そーゆー顔オレに見せんな!
ドキドキするし…」



ドキドキ…



ウサギもしてるの?



「帰るわ
雑誌の名前、メッセージしといて!」



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