無気力幼馴染は、家では私の世話係。
「それで?なんであんたら遅刻したんだっけ?」

「由宇が私を起こしにきて、でも私が気持ちよさそうに寝てるのを見て、由宇も眠くなったんだって。」

だから目を覚ましたら由宇が隣で寝ていた、と。だから決して夜這いなんかではない。と由宇は言っていた。
夜這いて。

「駄目じゃん。」

「来ただけ褒めてよ。」

本当は学校なんか来たくなかったのだ。
なのに。

「眠いぃぃぃ、学校休みたいぃぃぃ。」

「朝食、つうか昼飯食いたかったらさっさと着替えろ。弁当渡さねぇぞ。」

「あ、はい。すぐ着替えます。」

さすがに私のお弁当を人(物)質にとられたら従う他ないのだった。
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