無気力幼馴染は、家では私の世話係。
「そうだよ忍足。すずの言う通り、それは愛妻弁当じゃなくて愛夫弁当だから。」

「由宇、あんた、いつから起きてたの?」

気がつけば由宇は起きていて、よっこらしょと私の肩から頭を離した。

「んー、最初から?」

「それじゃあ何のために私は肩を貸してたのよ。」

「そんなの、俺がくっつきたいからに決まってんじゃん。」

由宇は平然と言い放つと、私を抱きしめようとしてきたから咄嗟に避ける。

「あ、避けた。」

「私が貸すのを許したのは肩までだから!それ以上は許さん。」

「いいじゃん別に。俺達付き合って」

「ないから!」

「はいストップ。」

そこは譲らない!と言い返すと、私と由宇のやりとりを見ていた結衣が止めに入る。

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