花岡みやびの野望とそれに伴う隣人Aの葛藤。
「!!!???」
「……こうなったらいやでも意識させてやる」
そんな須藤の呟きは、
あまりの衝撃行動にパニックに沸く私の耳には全く届かなくて。
「な、ななな何今の童話の王子様的行動!?さっっっっむ!!!」
「死ね」
暗い顔して須藤が落ちていた箒を手にとった。
「日程についてはおって連絡する。
言っとくけど俺は…ぬるくねーからな」
そして須藤はバタン、と自分の部屋のドアの向こうに消えた。