その言葉は、嘘じゃない。
「理央、私ね、ずっと前から理央のことが好きだよ。だから、今回は許してあげる。
でも、これを聞かなかったことにはできないから。これから理央の言葉は信じないことにするね。それじゃ!ばいばい!」


教室の扉を静かに閉める。


泣きそうになってたの、バレなかったかな。


もう、泣いても、いい、かな。


歪んだ階段を降りていく。


まわりには誰もいなくて。


きっと、もう大丈夫だと


私は静かに涙をこぼした。
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