憧れのあなたとの再会は私の運命を変えました~ハッピーウェディングは御曹司との偽装恋愛から始まる~
『…えっ?』


まさか?


視線をあげると、そこには眩しすぎるオーラを放った美男子が立っていた。


千隼先生だ。


『休憩?』


『あ、はい。あっ、あの、この前は失礼しました。っていうか、今まで…すみませんでした』


私は立ち上がって謝った。


顔を上げると、周りのみんながこっちを見てた。


いきなりやって来た経営企画部長に頭を下げてる私って…


いったいどう思われてるんだろう。


『座って、里桜ちゃん』


優しく微笑む千隼先生。


『あ、はい、すみません』


私はゆっくりと腰を下ろした。


『どうして謝まる?』


『この前先生にもらった名刺を家族に見せたら…千隼先生が晴月グループの社長さんの息子さんだったことに兄が気づいて、みんなですごく驚きました。知らなくて…本当にすみませんでした』


『そんなこと、何も気にしなくていい。肩書きは全く関係ないから』
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