幼馴染大和君の執着愛~俺の最愛の番~
第1章
「これ、今日のお弁当」
「あ?ああ、お前か・・・」

気だるそうにあたしに視線を向ける目の前の男
彼の前に無言でお弁当を置くと隣に寄り添う女が目につく
また違う女か・・・・
よくもまあ次から次へと見つかるもんだ
そのうちこいつ刺されるんじゃ?
なんて思ったのは一度や二度じゃない
なるべく視線を合わせないようにしよう
空気のようにこの場を立ち去るに限る
そう思ったあたしは足早に立ち去ろうと小走りに足を動かした
ようやくここを出れる!!ドアに手をかけた瞬間空き教室に彼の声が響き渡った


「おい・・・ちょっと待て」
「・・・・・」
「聞こえねえのか?」
「はい・・・・」
「こっち来い」


なんだろう・・・?
今日はまた何かあるのかな
いい加減早く帰りたいんだけど


「これ、やっといてくんねえ?」

・・・・は?
目の前に置かれた一冊のノート
え?これってまさか?

「英語の課題来週月曜までって言ったよな?よろしくな」

英語の課題って・・・・あたしだって課題あるし色々と忙しいんだけどな

「あ?なんだ?その眼は?なにか言いたげだな文句あんのかよ」
「ねえ、大和君その女だあれ」
「あ?うるせえなちょっとお前黙ってろ」

派手な化粧ロングの巻き髪女を一瞥すると彼はあたしに向かって視線をそらさず立ち上がる、狙い定めたライオン
咄嗟にそんなことを思った、喰われる・・・・!
一瞬そんな思いが駆け巡るけれど目の前にいる彼に心臓が波打った

「な、何?」
「顔真っ赤っかなんだけど?百花ちゃん?」
「そ、そんなこと!「まさか俺の頼みを断るなんてことはねえよな」

真の前に差し出された一冊のノート
無意識に触れてしまったノートに頭の中で警笛音が鳴る
けれど思いとは裏腹に逆の行動をしている自分
あたしは彼のノートを受け取ると視線を彼の瞳に移した

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