✧*。最愛✧*。


「こ……ここって…」



「ペアリング買おうよ。どれがいい?」



透明なガラスケースの中に陳列され、輝きを放つ指輪やネックレス



まさかジュエリーブランドショップに来るなんて思わなかった私は財布の中身が気になっていた



しかも……タグを見てみると、目が飛び出るような金額



貧乏な私には、とてもじゃないけど手を出せない



「ね、玲央…別に買わなくてよくない?ペアリングとか」



冷や汗をかきながら、引き攣り気味な笑顔を玲央に向けると、玲央はニッコリ笑い私の意見は却下した



「金の心配ならすんな。俺が払うから」




「へ!?」

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