お願いもう一度。

中3の二学期終業式後

彼氏の山﨑 雄星といつものように一緒に帰っていた。

私、三浦 空。


いつも寄る小学校の体育館裏に来た時
雄星が


「ごめん、空。俺受験に集中したいんだ。
別れよう。」


「雄星?えっ、待ってよ!別れるの?!
受験終わるまで距離置くとかじゃなくて?」


「距離置くだけじゃ、集中出来ない。
会いたくなるから。」


「そんな、、、」


「自分勝手でごめん!それじゃあ」



「ちょっと待ってよ!雄星!」


雄星は振り返る事なく
立ち去って行ってしまった


「そんな、、、」

ペタンとその場に座り込む私。


涙が溢れてきた。




こうして雄星と私は
中2から付き合い出した私達は
終わりを迎えた、、、、。
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