君と過ごした最高な日ー残り1ヶ月の恋ー



俺は、知里ちゃんを諦めかけていた。


ピコン


その時俺のスマホに一通のラインが入った。


内容はこうだ。

«……少し、時間いいですか?»


俺は、素っ気なく知里ちゃんにこう書いた。

«何。俺に話なんてないでしょ»と。


速攻ラインの返事が来た。

«あります!»


俺は、«分かった»と答えた。



すぐにラインの電話が来た。


♪♪

俺は、すぐに出た。


「……」

『あの、……あの時は、殴ってごめんなさいm(_ _)m』

「で?」

俺は、内心嬉しかった。

でも、冷たくする。

けど、知里ちゃんから、話しかけられたの初めてだったから。


『うぅ……ごめんなさ〜い泣』

「え!なんで、泣くの?!泣かないで〜」

『今から、会えますか?』

「え、今から?」

『はい』

「今、どこにいるの?」

『路地裏』

「すぐ行く!」


俺は、知里ちゃんとの通話を切った。


急いであの時の路地裏に向かう。


そこには、知里ちゃんがいた。



「はぁ、……はぁ……」俺は、息を切らす。

知里ちゃんは、俺に気づく。

「せんぱ〜い泣」

俺にきづくなり知里ちゃんは、俺にハグをしてきた。

俺は知里ちゃんとのハグを返す。

「どうしたの?急に」

知里ちゃんは、上目遣いで俺を見てきた。

可愛い……。

「謝りたかったんです」

「それは、気をつかわしてごめんね?
あれ?淋くんは、了承したの?」

「うん」と、縦に首をふった。

「そうか」

俺は、優しく知里ちゃんの頭を撫でた。

「先輩?」

「ん?なぁに?」

「その……友達になってくれますか?」

「え?」

そんな言葉が知里ちゃんから出たから驚いたけどめちゃくちゃ嬉しい!

「欲張り……ですか?」

「そんなことないよ。むしろ、いいの?」

「うん」と、頷いた。

ほんと、可愛いんだから。


俺は、知里ちゃんを離す。

そして、俺と向かい合わせにする。


「改めてよろしくね!知里ちゃん」

俺は、知里ちゃんに満面な笑みを浮かべた。


「はい!」

知里ちゃんも、俺に笑顔を返した。



こうして、知里ちゃんとの縁は……仲直りをしたのだった。


「知里ちゃん」

「仲直りのキス」

「え?」


俺は、知里ちゃんにキスをした。

そのキスの味は、甘いずっぱかった。



end
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