魔法石の錬成修行(闘病記録)
10. コートを着る
家を出るだけで、こんなにもやることがあるのだ。
できるのか?
もしできなければ、救急車を呼ぶしかないだろう。
私はそう決心した。
1~5までやったところで
力がつきた。
リビングで、そのまま横になる。
時計を見ると、9時過ぎていた。
目を閉じて、開けると
10時だった。
あと、残り6~10だ。
ふらふらしながらも、
なんとかやりとおして、家のドアを開けた。
雨が降っていた。
傘を広げ、歩き始めた。
できるだけ道の端を歩く。
電信柱から電信柱の区間が長い。
あと、少し・・・
道路の横断歩道を渡れば・・・
クリニックの緑の看板が見えた。
あそこにたどり着ければ・・・
何とかなる。
クリニックのドアを開けた時は、本当に安堵した。
「熱はありません。吐き気と
胸の痛みがあります」
受付でなんとか診察券をだすと、待合室のソファーに座り込んだ。
家を出るだけで、こんなにもやることがあるのだ。
できるのか?
もしできなければ、救急車を呼ぶしかないだろう。
私はそう決心した。
1~5までやったところで
力がつきた。
リビングで、そのまま横になる。
時計を見ると、9時過ぎていた。
目を閉じて、開けると
10時だった。
あと、残り6~10だ。
ふらふらしながらも、
なんとかやりとおして、家のドアを開けた。
雨が降っていた。
傘を広げ、歩き始めた。
できるだけ道の端を歩く。
電信柱から電信柱の区間が長い。
あと、少し・・・
道路の横断歩道を渡れば・・・
クリニックの緑の看板が見えた。
あそこにたどり着ければ・・・
何とかなる。
クリニックのドアを開けた時は、本当に安堵した。
「熱はありません。吐き気と
胸の痛みがあります」
受付でなんとか診察券をだすと、待合室のソファーに座り込んだ。