無気力男子に気に入られました。〜無気力男子との甘い恋〜

クール男子

「結衣〜」

「ど、どうしたの?」

朝一番に私の親友ー乙羽 鈴音が声をかけてきた。

「また失恋したよ〜」

「ま、また? 鈴音ちゃん、何回目?」

「分かんない……」

鈴音ちゃんは、恋をよくしては失恋している。

私は恋……と言うものをしたことがないから分かんないけど……。

「もー! なんで私って振られるのー……」

鈴音ちゃんのセリフに酷く共感する。

鈴音ちゃんは可愛くて、明るくて……クラスの人気者。

そんな鈴音ちゃんが失恋をしている理由がわからない。

「なんでだろうね……」

「結衣……! 慰めて……」

な、慰める……?

「よ、よしよし……」

鈴音ちゃんの頭をそっと撫でる。

こ、これでいいかな……?

「か、可愛い……ありがとう……!」

ぎゅっ……と抱きついてきた鈴音ちゃんを抱きしめ返す。
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