入学初日にプロポーズされました
Second Story

*賭け



「ぜってぇ勝つから!お前のクラスに!」

「うん、どうぞご勝手に」

「ちっ…」


こちらを指さし意気込む萊におざなりに手を振る

そんなつれない態度が気にくわないのか舌打ちをされた


「ほら、向こう向け」

「ん」

素直に背を向けると萊の指が私の髪を梳いた

そして、1つにまとめてくれる


今日は、球技大会

男子はサッカーで女子はバレー


萊は、絶対に内田界人に勝つ、と意気込んでいる

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