冬の夜、君と2人で。
その後冬夜くんに連れてこられたのは、女子しか居ない、めちゃくちゃ可愛いケーキバイキングのお店だった。

「お昼ご飯じゃないの!?」

ついつい思わず口をつく。

なんか、もうちょっとさ、ちゃんとした所を想像してたわ……。

「お昼に食べるならどこでも良くない??」

冬夜くんは心底不思議そうな顔でこちらをみるが、その顔をしたいのは私の方でしかない。

私は、冬夜くんが次元を超えた甘党であることをこれで思い出した。
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