俺の側にずっといろ、生涯お前を守る
「それでは、自分もシャワー浴びてきます、先におやすみになっていてください」

真山さんはシャワールームに消えた。

私は寝室に入り、心臓の鼓動を鎮めていた。

真山さんがシャワーから出て、キッチンで冷蔵庫を開けてミネラルウオーターを喉に流し込んでいる音が聞こえた。

「さゆり、大丈夫か、ああ、そうだな、また連絡するよ」

真山さんは義理の妹さんと電話している様子だった。

妹さんとは血の繋がりがないんだから、妹さんを好きなのかな。

私は思い切って寝室のドアを開けて、真山さんに声をかけた。

「真山さん」

「まりえさん、どうされたのですか」

私は真山さんに近づき、顔を見上げた。

「私の依頼を受けて」

「依頼ですか」

「私はこれからお見合いの相手と結婚するの、このことは避けては通れない、だからその前にはじめてを経験したいの、全然わからないし、私の身体どうなっちゃうか不安で」

「この間、依頼を受け……ん、ん〜ん」

嘘、私、キスされてるの?

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