キミの同担拒否




***


「...るっいっくんっ!おはようっ」

「今日2回目〜」

「あ!それおとめがこの前言ったやつ!」


2人で校門前で待ち合わせをして、朝練の集合場所に行った

もうそこには、男子リレー、女子リレー、男女混合リレーのメンバーの計24人の半分以上が来てきた。


「あ!おとめたち!おはよう!」

「おはよう!みんな!」


それから5分もしないうちにみんなが揃った。


今日するのは、軽いバトンパス練習だけ。
6走はクラスのお兄ちゃん的存在の佐久間くん。
陸上部っていうのもあって、バトンパスの時もう少しこうした方がいいよとかいっぱい教えてくれる。

「松浦ー!今日もいい感じだな!」

「ほんと!?いっぱい練習したからだね〜」

「いやほんと良くやったよな!俺ら!体育祭まだだけど!」

そういっておとめより何センチもある佐久間くんはおとめの頭をわしゃわしゃした


「も〜!髪の毛ぐちゃぐちゃになっちゃったじゃーん」

「あははは!俺からの愛だ!受け取っとけー!」

「バーリア!」

「ちょ!跳ね返すんじゃねぇ!」


どんなに優しい佐久間くんからの愛でも受け取れません!!!

それに、佐久間くんはとことんイケメンで、そして包容力の塊みたいな人。
だから、彼女さんがいないはずもなく。

そう!お相手は5走を走るひかるちゃんっ!!
もう今年のリレメンはカップルばっかで困るよ〜

愛なら全身全霊でひかるちゃんだけに送っておけー!!!
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